minecart - マインカート, トロッコ Minecart イメージ Minecart は Hauling? (運搬) を目的とした Tool? です。 Carpenter's workshop で Wood? 製で製作できるほか、 Metalsmith's forge で Metal 製のものも作れます。 (後者は要 Metalcrafting? Labor) Minecart は Wheelbarrow? の5倍の積載量があり、Dwarf が手作業で運搬するよりもずっと早くものを運ぶことができます。 Minecart の Track (線路) はすでにある Stone をそのまま Carve Track で彫って設置できるほか、Construction? として新たに組み立て設置することもできます。 Wheelbarrow? と同様、Minecart は Item? とみなされ、 Furniture stockpile に保管されます。 Minecart は Wheelbarrow の 5 倍の積載量があるにも関わらず、そのサイズは 33 % 大きい程度であり、同じ 素材? から製作した、同じ Item quality? の場合はどちらも同じ Item value? となります。 Thief? や有害な野生生物は、Track 上を移動中であったとしても Minecart を盗む場合があります。(参照: The "How Does Minecart" Thread) しかし Minecart が十分な速度で走行しているか、Dwarf が乗っている場合には盗まれることがありません。 Minecart が有用となるのはほとんど Fortress mode の場合ですが、Adventurer mode でも Minecart に乗ることが可能で、Minecart を拾って再配置することもできます。 Minecart の発明は論理回路システムの小型化, 高速化を可能にし、 The Science of Dwarfputing (ドワーフ計算科学)? に革命をもたらしました。 目次 †基礎的な使用方法 †Minecart は ドワーフ, 液体?, 大量のアイテムなどを迅速に運搬するために活用できますが、実用的な Minecart のためにはいくつか前準備が必要となります。 何よりもまず始めに、Minecart 自体を Carpenter's workshop か Metalsmith's forge で製作しておく必要があります。 Minecart を動かすには Track を彫る ([d]-[T]) か、製作済みの Track を設置 ([b]-[C]-[T]) しておくことも必要です。ひとまずは直線のようなシンプルなもので良いでしょう。 あとは Track 上で Minecart が発車する場所と停止する場所に Track stop ([b]-[C]-[S])が設置されていれば準備は完了です。 Track stop を設置し、Track に Minecart を割り当てたら、複数の Track stop を繋ぐルートを作り、それぞれの Track stop で Minecart が発車する条件を設定します。 最も基本となる条件は いつ移動を開始するのか、それと 移動する方向 です。 Minecart は Push (Track stop に立ってカートをひと押する) したり Guide (カートに付き添い Track に沿って押して運ぶ) したりして発車させられます。 Hauling? を行う Labor がこの Push や Guide の方法で運搬するには Push/Haul Vehicles を担当している必要があり、デフォルトでは全員有効になっています。 どんなアイテムを運搬するか、これを指定する条件を追加できます。
積載量と重量 †Minecart は Wheelbarrow? の 5 倍の積載量があります。 カートあたりの積載量例 †
荷物を積み込んだ Minecart の重量は Push による発車や Roller による加速の初速に影響を与えません。 異なるカートの重量比較 †
Minecart はその素材の 密度 の 1/25 を Γ (urists) としたものがその重量となります。 Pressure plate をどのくらいの重量で作動させるかは 50 Γ 刻みで設定できるため、 50 の倍数をちょうどぎりぎり下回る重量の Minecart であれば Minecart が full なのか empty なのかでスイッチを切り替えるのに適していると言えます。 full/empty スイッチ用に最適な Minecart の素材は次の通りです。
Track の作成 †Track - 線路 Minecart の Track は切れ目なく配置された Track, Track ramp, Bridge タイルで構成されます。 Track と Track ramp は、それぞれ単一または複数の方向を持つタイルです。 そのタイル上の Minecart はこの方向によって進行方向が決まります。 例えば NE (northeast) の Track タイル上の Minecart は、今カートがある位置から 北 か 東 へ向かって進めます。 したがってもしここで「まず 東 へまっすぐ進んだあと同じ線路を使って 西 へ戻る」ようにしたいなら、 EW の Track を使う必要があります。 環状線路や往復線路など、たいていの使用ケースでは Track が端から端へと正しく接続されている必要があります。意図的に脱線させたり Ramp でカートが線路を「ジャンプする」ような設計の場合はこの限りではありません。 EW Track で構成された 東西 の線路内に 東方向のみの E Track を含めてしまった場合、この Track 上を通過するときに東以外へ進行しようとした時点で失敗する原因となります。 Track の設置は Carve で彫って設置するか、 Construct 方式で組み立てて設置する 2 通りの方法があります。 Carve 方式と Construct 方式、どちらかの方法だけで線路を構成する必要はなく、必要に応じて同時に組み合わせて使用しても問題ありません。 Track を設置するこの 2 通りの方法にはわずかに違いがあり、これを次で説明します。 Track の基本 †1 タイル幅の天然の stone を Carve ([d]-[T]) で掘り出して、双方向に移動可能な直線の Track を掘ることができます。 曲がり角, 交差点, T字路を作るには、単純に既存の Track や新たに設置を指定している Track に重ねるように指定します。 Carve 方式の Track は Smoothing? することで削除できます。このとき smooth floor が残ります。必要であればこの smooth floor を再び Carve することもできます。 もしくは上に Floor を建築しても削除できます。 曲がり角の Track は 1 つのタイルに 2 回 Carve Track を指示し、 [d] - [x] で不要な Carve 作業をキャンセルして作ります。 Carve 方式の Track は天然の Floor タイルであればなんでも施工可能で、Rough や Smooth を問いません。これは "Engrave Stone" で施した彫刻があっても同様なので、低品質な彫刻や不要な彫刻を削除したい場合にも手軽な方法です。 Carve 方式で Track を彫り込んだあとは、個々のタイルでその方向が適切かどうか、ミスがないかどうかに注意し、よく確認しておくことが重要です。 Track は通常の Construction? として建築することもできます。([b]-[C]-[T]) この方法は建築するために個々のタイルで Stone, Bar?, Block? のいずれか 1 つを材料とする必要があるためにリソースのコストは高くなり、さらに一度に 10 タイルより多く設置を指示することができないために時間がかかってしまいます。 曲がり角, 交差点, T字路, Ramp の Track もそれぞれ個別に設置指示を行う必要があり、 Carve 方式と違って設置後に追加で変更することはできません。 しかし、地表や Soil 上に Track を設置することができるのは通常こちらの方法のみです。(Obsidian を生成? しない限り) Construct 方式で設置した Track の削除は、通常の Construction? と同様に行います。 普通の Ramp? の上に Construct 方式で設置した Track ramp を撤去した場合、もともとあった Ramp も削除され、平らな Floor が残るため、注意してください。 Track ramp †Ramp - 傾斜, 坂 天然の Ramp に Carve を施して Track ramp を設置するのはやや混乱を招くかもしれません。 Carve 方式で Track ramp が設置できるのは天然の Ramp のみで、 Construct した Ramp *2 に対してはできません。 双方向に移動可能な Track を天然の Ramp 上に Carve 方式で設置するには、 Ramp 上から開始してひとつ先のタイルへ と続くように Track 設置を指示します。 Ramp が上りになってほしい方向側には、天然の Wall か Construct した Wall が隣接している必要があります。
もしそうでない場合は、同じ階層に Track を設置する指示とみなされます。
この場合 Door? やその他のものの真下に通常の Track が彫り込まれてしまう可能性があります。
もしうっかりこのような設置ミスをしてしまったときは、いったんそのタイルを Smoothing? し、 隣接した Wall? を新たに Construct します。そして改めて Track ramp の Carve を指示し直します。 Construct 方式の Track ramp を設置する場合、Track を接続する方向に合わせて設置時に方向をあらかじめ指示する必要があります。 西から登って東に向かう Track の設置を例として説明します。
Ramp を設置する場所が適切でなければ Minecart は Ramp を無視して走行し、Ramp を支えている Wall に衝突してしまいます。 しかし、仮に支えとなる Wall がないために Ramp が正しく使えない状態であったとしても、そのことを示すような表示はありません。 Ramp の例 シンプルな Ramp は次のようになります。 z +0 z +1 #### #### =▲O #▼= #### #### O : Wall # : Wall = : Track (EW) ▲: Track/Ramp (EW) ▼: Track/Ramp (EW) 補足: z +1 は「1階層上」を表す 曲がり角を含んだ Track ramp を Carve で設置するのは、直感的とは言えず複雑です。 Carve 方式で Track を設置する場合は常に 2 タイルを直線で繋ぐように指示する必要があるため、 Ramp タイルから下方向に「降りる」 Track と、上方向に「登る」Trackの、2 つの離れたタイルへの指示を単一のジョブとして指定する必要があります。 例として、次の図のように Ramp 上で西から北へ*3 と方向転換したい場合、z +0 の階層にある Ramp と、同階層の Ramp 西側のタイル, 北側のタイルを接続するように "Carve Track" を 2 回指示します。 z +0 z +1 ##### ##### ##### ==┓# ==▲# ##▼# ##### ##### 一方の指示では Ramp と西側に隣接したタイルを選択、 そうすると Engraver は Ramp に Track/Ramp (NW) を作成し、カートは正しく方向転換し、上下間の階層を行き来できるようになります。 こういった Track の曲がり角は、カートを Guide で運ぶ場合には非の打ち所がないほど実用的なものの、 Push や Ride で移動するカートが Ramp を降りる場合には問題があります。 曲がり角を含む Ramp はかなり反直感的な働き方をしていて、下りの場合には減速してしまい、上りの場合には斜め移動をしてしまいます。*4 Ramp 通過時にはかなりの速度変更が発生し、Ramp を出入りするときの速度の値とは無関係に一定の速度でタイル上を移動する現象を引き起こします。 これは Ramp を通過する処理は別途で行われるためで、しかもこの処理は "スキップ" されません。 これにより、例えば Ramp を使った 2x2 のらせん状線路のような、 コンパクトな Track/Ramp の組み合わせに最も影響を及ぼし、 狭い空間内の壁に跳ね返って行ったり来たりしてしまい、 期待通りに線路上を走ってくれない状態になります。(参照) Hauling route †Hauling route - 運搬ルート Hauling route は、Minecart の道順のリストで、それぞれ移動方法と条件を指定します。 Route †Route は Minecart が Track 沿いに進む道順を定義するもので、どういった条件下で移動を開始/停止するかの指定も含みます。ひとつの Route は複数の Stop の設定で構成されます。Stop はその名のとおり、 Minecart を停車させたい Track 上の位置のことです。 Minecart の Track はループ状の路線に単一の Stop のみを配置して利用しても問題ありません。Stop は発車と停車、両方を行う地点として働きます。ひとつだけでなく複数の Stop を配置することもできます。 Stop では目的地に到達する前や発車地点に戻る途中などに、荷物を積み込んだり、 Bridge が手動で下げられるのを待ったりします。 重要なポイントとして、カートを停車させて何らかのアクションが起こるのを待つ必要のある場所だけに Stop を配置すれば良いということを覚えておきましょう。 Track 上のどの位置に停車するかを指定するほかには、線路に沿ってカートが進むよう舵取りをしたりする必要はありません。
荷物を積み込んだままの Minecart を割り当てると、 その重さのために Minecart 自体を Route に運搬して設置するのがとても遅くなります。 Stop †Stop は Hauling route を構成する個別のウェイポイント (中間地点) で、 タイルの 位置情報 と、そこに停車したあとにカートが いつ/どこへ/どのように移動すれば良いか という 条件指定 を持ちます。 Stop の追加は [h]auling menu 内から行います。
Minecart は先に作成した Stop をその Route の発車位置として、後続の Stop を経由するようになります。 個々の Stop に設定できる条件のひとつとして、Stop からの移動方法を Guide, Push, Ride のいずれかから指定できます。 Minecart のシンプルな利用ケースの多くでは、発車位置にひとつだけ Stop を配置するだけで済ませることがほとんどですが、そうでないケースもあります。 重要な点として、仮に Track が敷かれていなかったとしても、Route 上の Stop への停車指示は必ず実行されることに注意してください。Route にある Stop 間で Track が途切れていた場合、Dwarf はカートをひきずって移動させます。 Stop の配置が完了した時点では Stop にデフォルトの条件が設定されている状態になっています。 これは Track がどう敷かれているかに関わらず一律で、北方向に Guide で移動させる設定になっています。このため初期設定による進行方向が Track の向きに対して不適切な場合に ! のような黄色いエクスクラメーションマークがついているときもあります。 Stop を追加する際に Stop 間を結ぶパスが表示されますが、実際に Minecart が走行する道筋を示しているわけではないことに注意してください。例えば 2 つの Stop を通る Route 上の Track に曲がり角がいくつあったとしても、Stop を通過する順に最短距離を描くパスとして表示されます。 このガイドパスが Track の軌跡と全く一致していない場合もありますが、Track の端から端まで適切に接続されている限り、カートは Track に沿ってきちんと次の Stop に向かいます。 Route を構成する Stop は Track stop と混同しないよう気をつけてください。 Track stop についてはのちほど説明します。 各 Stop に対して Stockpile link を設定できます。
これでカートには他のアイテムより link された Stockpile にあるアイテムを優先して積み込むようになります。 Stop に link された Stokpile で Bin? を扱うには注意が必要です。 Stop に設定可能な条件のうち Desired Items の積み込みアイテム対象リストを使う場合に Bin の使用には問題があります。 例えばある Stop の Desired Items に Granite? block? だけを選択してそれのみを積み込むようにし、 カートの容量 100% まで積んだら北へ出発する設定にしていた場合、 Bin に入っている Granite block は一切積み込み早いまであるされないため、 いつまでたっても出発しないということが起こります。 これは仮に Bin を Desired Items のリストに入れていたとしても解決しません。 v0.40.24 ではこの問題の解決方法が 2 つあります。
カートに乗せる貨物は link した Stockpile 側の設定でアイテムの種類を指定することでも管理できます。 発車条件 それぞれの発車条件は以下の条件を含みます。
発車条件は [n] (New depart condition) で作成します。 作成直後にデフォルトで追加される発車条件は以下の 3 つの条件です。*5
条件は [c]ondition で基本のプリセットを切り替えて変更できます。 [C] で Advanced mode に切り替え、以下のようにさらに細かく条件を指定できます。
指定したアイテムだけをカートに積み込むようにするには 2 通りのやり方があります。
Track stop †Track stop を Hauling route 設定の Stop と混同しないように気をつけてください。 Track stop を簡単に説明すると以下の通りです。
Track stop は [b]- [C] - [S] で設置し、設置する場所は既存の Track に繋がっている必要があります。 追記: 以降で説明する Track stop の設定は、設置時にしか指定できません。DFHack の Track stop menu が有効になっている場合は、設置後にも変更できるようになります。 Dump on arrival †到着時に貨物を降ろす Track stop の設定で Dump on arrival が No 以外の North, South, East, West いずれかに設定されている場合、その Track stop を追加するときに指定された方角に貨物を自動的に降ろします。 Friction †抵抗値 Friction の設定値に応じて、カートを停止させたり、貨物を降ろしつつそのまま次の目的地に向けて走行を継続させたりすることができます。 補足: Lowest, Low, Medium, High, Highest から選択できます。 Track stop による効率改善 †Track stop の利用は、必ずしも必要ではありません。 活用する場合、路線網の自動化がその主な目的となります。 とはいえ、ごく簡易的な路線であっても Track stop の自動で貨物を降ろす機能は十分便利なもので、Dwarf が手作業でカートから貨物を降ろすよりかなり時間を節約できます。さらにこの結果としてカートが元の位置に戻ってくるまでにかかる時間も短縮されます。 Track stop の注意点 †荷下ろしは Guide で移動したカートでも行われます。 貨物を積み込みたい場所にある Track stop で dump する設定にしないよう注意してください。 貨物の積み込みが一切行われなくなります。 貨物が積み込んだ時点ですぐに荷下ろしされてしまいます。 [b]uilding - [C]onstruction - Track [S]top から設置するにも関わらず、 Track stop は Building とみなされます。このため撤去する場合は [q]-[x] で行います。 Track stop についてより詳しくは Track stop 詳細 の項目を参照してください。 チュートリアル †シンプルな Minecart の路線を作ってみましょう。 まず Stockpile の作成から始めます。 積み込み用の Stockpile を左側に設置します。 以降、積み込み用の Stockpile は Input stockpile、積み降ろし用は Output stockpile と表記します。
次に Track を Carve 方式で設置します。(補足: [d]-[T]。Carve 方式は Stone の床である必要がある。) Track を敷く指示をした時点で Track の端の見た目が自動的に変わりますが、これは特に気にする必要はありません。 Engraver を担当している Dwarf がやってきて施工が完了するのを待ちます。これを待つ間に Input stockpile にアイテムも運び込まれると思います。 待ち時間の間に加えて Iron? 製 Minecart を Metalsmith's forge で製作しておきましょう。 Track の Carve が完了したら、上の画像のように見えるはずです。施工完了した Track は点滅しなくなります。 Track stop の東側 Output stockpile 内に Block を降ろしたいので、Track stop 建設時の設定で [d] を 3 回押し、Dump on arrival の方角を East に変更します。 次は実際の Route を定義します。
これで Stop の位置は設定されましたが、まだ完了したわけではありません。 また 2 番目に作った Stop 2 は白でハイライトされ、 Stop 1 と Route 名はグレーで表示されているはずです。 これは現在選択されている状態にあるのが Stop 2 であるという意味で、 [+]/[-] キーで選択を移動できます。 次に各 Stop で何をするのか設定します。 [-] を押して Stop 1 を選択して [Enter] で設定を開きます。 デフォルトでは Stop に次のような 3 つの条件が設定されています。 デフォルト設定は今回は [x] を 3 回押して、全て削除してしまいましょう。
これで desired items を カートの容量いっぱいまで積み込んだ時点で、カートを Guide して東に移動させるようになります。 desired items を設定するには、Stockpile link を設定します。
これらの設定が完了したら、 Stop 1 は次のような見た目になっているはずです。 Stop 2 の設定はもっと単純で、Minecart が Input 側の Stop に戻るようにするだけです。 さてようやく Minecart を Route に割り当てます。 これで全ての設定が完了しました。 V はまだ Track 上に Minecart を運んで設置していない状態なので赤く表示されています。 Minecart が運ばれてきて Track 上への設置も完了したら、 Dwarf たちは Input stockpile から Block をとってカートに積み込み始めます。Minecart の容量が full になると積み込まれた Block は右側に配置した 1x1 の Stockpile に降ろされます。Automatic quantum dumping! トラブルシューティング †Minecart の仕組みはその複雑さゆえに、慣れているユーザーでなければ何かしらの落とし穴に遭遇しがちです。 症状: ! Set dir/connect track のメッセージが 1 つ以上の Stop 右側に表示される †可能性のある原因:
症状: 0% V が常にひとつの Stop の右側に表示されている †可能性のある原因:
症状: カートは問題なく貨物が積み込まれているのに一向に運ばれない †可能性のある原因:
症状: Dwarf がカートに繰り返し積み込みを試みるもののアイテムが何も積み込まれない †可能性のある原因:
症状: Dwarf がカートを拾って目的地まで引きずって運んでしまう †
危険性 †Minecart には こういった危険のほとんどは [h]auling menu を開き、Push や Ride に代わって Guide で Minecart を移動させるようにすることで回避できます。 Track を撤去した場合、Traffic designation の優先度は自動的に normal にリセットされないため、撤去後は手動で Traffic designation を normal に指定し直してやる必要があることに注意してください。 唯一
安全のためには、 Dwarf がアクセスできるようにしておく必要のある Track の両端のみを分離し、それ以外の危険性の高い区間は完全に侵入不可能な設計にしてしまうのが良いでしょう。例えば路線のメンテナンス用には forbidden してロックした Door? を設置するなどします。 Minecart の危険なアクシデントは必ずしも生物だけを原因として発生するわけではなく、ルート設計に何らかの不備がある場合には、カートが Track から脱線したり、カート同士で衝突したりします。この場合、Item? がその場にばらばらに散らばってしまい、本来 Minecart を使って効率化したかったはずの手作業の運搬作業が発生します。 Minecart の危険性はプレイヤーの想像力次第で 兵器利用? が可能です。 応用と自動化 †Minecart 特有の機能は Track stop, Roller, "Track" の条件が設定された Pressure plate? によって実現されています。 3 つとも全て Building としてみなされるため、同じタイル上や、 Ramp 上に設置することはできません。ただし Track stop + Pressure plate は同じタイルに配置可能です。 Track stop 詳細 †Track stop は抵抗値を調整することで荷下ろしを自動化し、これによって Minecart システム のさらなる自動化を実現します。
これらは設置する 前に 設定する必要があり、設置後の変更はできません。 Track stop は Pressure plate? か Lever と link 可能で、 friction と dump の On/Off を切り替えることができます。
状態の切り替えは反転のトグルのみで Switch On = Track stop Off です。 Track stop が dump する設定のタイル上に Stockpile が配置されている場合、Quantum stockpile (量子保管庫)? としての役割を果たし、カートから降ろされる Stockpile 設定にマッチしたアイテムはその 1 タイル上に蓄積されます。
Track stop は移動中のカートを扱う目的があるため、通常は既存の Track 上に建築しますが、Track なしに
Automatic quantum stockpile? 作成のために利用することもできます。(Minecart チュートリアル も参照してください。)
複数の製造ラインに素材を分配して提供したい場合など、アイテムをなんでも全て 1 タイルの quantum stockpile に集めるほうが良いケースばかりではありません。
しかしこういったケースにおいても quantum stockpile とその他の Stockpile を link し、必要に応じて取ってこられるようにしておくことができます。quantum stockpile は通常の Stockpile と違って埋まってしまうことがないため、 Track stop の On/Off を切り替えるスイッチを追加すると便利なケースがあるかもしれません。 カートから Track stop で dump するときに Open space に落とすようにしたり、もしくは別の手段でアイテムを Open space に放り込んだ場合、着地するまで Z-level? を落下します。
Stockpile 上に落下したアイテムは自動的にその Stockpile の一部としてみなされます。
これは仮に Stockpile 側の設定でそのアイテムを許可していない場合であっても同様ですが、より適切な Stockpile があればそちらにアイテムを移動するジョブが発生します。
逆に、カート上に落下したアイテムはカートの「中に」落ちません。 推進力の自動化 †Roller について詳しくは Roller を参照してください。 Roller はカートの推進力を自動化してくれる Machine component? で、動力を必要とします。 Roller は Track ramp 上にも直接設置可能で、カートが Z-level? を登っていくように使うこともできます。 長いルートを走行させる場合でもカートの推進力を維持しておけるだけでなく、Dwarf が手動でカートを押す必要もなくなり、 Guide して移動するカートでは出せない速度で Minecart を運用できるメリットもあり、Roller の活用シーンは多くあります。 Roller は 設置する長さ (1-10 タイル分)、方向、速度が調整可能 (各数値 の項目参照) で、これらは全て設置時に設定します。 roller †impulse ramps †controlling traffic †switching †controlling speed †loading liquids †quirks †physics †各数値 †sub-tile positions and velocity †track direction irrelevance †valid and invalid ramps †falling †cart jumps †skipping †corner ramp derail †checkpoint effect †Stacking †Perfectly Elastic Collisions †non-standard uses †adventure mode †forging and melting †see also †バグ †
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