建物破壊者 †
作成時のVersion | 0.31.25 |
最終更新Version | 0.40.24 |
主にDF2014:Building destroyerの翻訳。
データに[BUILDINGDESTROYER:#](#は1〜2の数字)のトークンを持つクリーチャーは、ドワーフの建設・設置した家具(furniture)や工房(workshop)等のさまざまな建物を探し出し、解体したり破壊したりする習性をもつ。
建物破壊者(building destroyer)は2タイプに分けられる。一つは『うっとうしい(annoying)』タイプ。もう一つは『危険な(dangerous)』タイプである。
タイプ1:うっとうしい奴ら †
[BUILDINGDESTROYER:1]の付いたクリーチャーは、木製のハッチ(hatch)、木製の扉(door)、像(statue)、窓(window)、射撃の標的(archery target)だけを破壊する。
該当するクリーチャーは以下の通り。
- Cave crocodile
- Giant cave spider
- Giant desert scorpion
- Giant olm
- Giant toad
- 上記生物のアンデッド
タイプ2:危険な奴ら †
[BUILDINGDESTROYER:2]の付いたクリーチャーは、以下の建物以外の全ての建物を破壊できる。
- レバー(lever)
- 井戸(well)
- 留め紐(restraint)・檻(cage)
- トロッコ停留所(track stop)
- 罠(各種trap, upright weapon, animal trap)
- 橋(bridge)
- 舗装道(road)
- [b]-[C]から建設指示できる全ての構造物(Construction)
該当するクリーチャーは以下の通り。
- Amethyst man
- Blind cave ogre
- Bronze colossus
- Cave dragon
- Cyclops
- Dragon
- Ettin
- Fire man
- Gabbro man
- Giant
- Hydra
- Iron man
- Magma man
- Minotaur
- Mud man
- Ogre
- Sasquatch
- Troll
- Voracious cave crawler
- Yeti
- 全てのforgotten beast、titan、demon
- 上記生物のアンデッド
両タイプ共通の特徴 †
- 建物破壊者は、自分が壊せる建物を視界外からでも探し出し、経路が通ってさえいればそこへ向かってくる。
- 建物破壊者はクリーチャーへの攻撃の方を優先する。建物の破壊中に攻撃される、またはドワーフが視界に入った場合、建物破壊者は破壊活動を中止してそちらに向かう。
- 材料から直接作られた建物(工房等)は解体されると元の材料になってその場に散乱するが、家具を設置するタイプの建築物は破壊されると何も残さない。
- 破壊にかかる時間は建物の品質が高いほど長くなる。
- Artifactの家具は、種類によっては破壊されない。
- 例:Artifactの像は長い時間をかければ破壊される。Artifactのハッチは破壊されない
- 建物破壊中、その建物に機械(mechanism)をリンクさせている場合は、建物が壊れ切る前に機械が壊され、リンクが外れることがある。
- 遠隔制御や物が挟まって開いたままの扉、水門(floodgate)、ハッチ、鉄棒(bar)、鉄格子(grate)も破壊できる。
- 下の階層から上の階層の建物を破壊することはできない。ただし、建物破壊者が上り斜面(ramp)に立っている場合は破壊できる。(この場合でも、ロックされたハッチと閉まっている格子は破壊されない)
- より正確には、建物破壊者は建物のあるタイルもしくはその(水平方向の)隣接タイルに侵入可能な場合のみ建物を破壊する。
- ただし、実際の破壊活動は建物から1タイルあけて行う。
- "non-living"(無機生物およびアンデッド)の建物破壊者は木製の支柱(support)を破壊できる。
要検証 †
- タイプ1は木製の水門を破壊できるか
- 石の支柱は壊すのか
- 壊されないArtifact家具の種類