すっかりDwarf Fortressにハマってしまったものの、
プレイスキルが伸びる気配を見せない筆者が無謀な制限プレイに挑戦してみます。
制限事項 1.採掘、石材の使用禁止 2.木の伐採の禁止 3.エルフ以外との貿易禁止 4.金属製品の使用禁止(移民が持ってきてしまったら処分)
貿易完全禁止にしてしまうと全く要塞が建築できなくなってしまうのでエルフのみ許可してみました。
マップ内資源の消費を抑えたエコ(?)プレイを目指します。
目標はSiegeを発生させて、これを撃退することにしました。
因みに筆者はまだSiegeを経験したことがありません。
要塞建築先は海に面していて平坦かつ木の少ない土地を選びました。
起伏が激しい地形だと要塞建築が難しそうだからです。
土地が平坦かどうかは場所を選択する画面でTabキーを押してCliff Indicatorに切り替えると見ることが出来ます。
数値が高いほど地表と頂上の高低差があることになります。
木を少なくしたい理由は、伐採禁止なので木は邪魔にしかならない為です。
また、マップサイズはPC負荷が低くなるかな?と思って2 x 2という狭さにしています。
init.txtをちょっと変えてます。
[ECONOMY:NO] ドワーフ経済は不要。 [ARTIFACTS:NO] Strange Moodはなんとなく毎回オフにしてます。 [BABY_CHILD_CAP:50:100] 今回移民が期待できないので子供が生まれるように。
スタメン&持ち込みは以下の通りです。
メンバー Appraiser 交易担当 Grower 植物食料担当 x2 Fisherdwarf 魚食料担当 x2 Cook 調理担当 Bone Carver 骨矢担当
アイテム 酒4種 x51 turtle以外の10p未満の肉全て1個ずつ 樽目当て。 turtle x150程度 骨素材ゲット用。 fox leather bag x10 種籾保管用。 tower-cap logs x 130本程度 初期建築用。 war dog x5 外敵対策。 pig tail ropes x5 war dog配置用。
潤沢な食料、沢山の木もwagonに積み込みました。
さあ出発しましょう。
新天地に到着しました。
期待通り木が少なく、平坦な土地が広がっています。
南西には海がありますが、かなり狭いのでちゃんと魚が釣れるか少し不安です。
ともあれ早速ある程度の広さを木壁で囲っていきます。
その間Grower達は農業を開始させる為に植物採集、Fisherは釣りをさせておきます。
が、早々に壁にぶち当たりました。
木が少ない=緑が少ない=植物も少ない=農業用の種がなかなか集まらない&農地にすら出来ない!
その上、木が130本以上もあれば十分だ!などと思ってたのに壁を作っていくうちにガンガンなくなってしまい、ベッドを作る分の確保も難しい状態に!
完全に目算が甘かったです・・・・
とりあえず城壁が完成したので持ち込んだ資材を暇なドワーフに運ばせます。
植物集めは芳しくありませんが、意外に釣りは好調です。というか爆釣です。
salmonやshadなどいろいろな種類の魚がガンガンつれます。
海近くに配置した生魚専用stockpileが良いペースで埋まっていきます。
農地予定地近くには種専用stokepileを配置しておきます。
max barrelは0にして、bagに種を保管させるようにします。
こうしないと種でどんどん樽が占有されてしまうようです。
しばらく経っても種が全く集まらないのでどんだけ不毛の土地なんだと思っていたら、集めた植物を酒に醸造した時に初めて種が取り出されるという事を思い出しました・・・・
急いでstillを建築してコックに醸造を開始させます。
酒が生産され始めて安堵したところでドワーフ達が地面で眠り始めてしまいました。
ベッドの生産が間に合いませんでした。
でもベッドがあったとしても当要塞には全く屋内が存在せず、配置する場所がありません。
なけなしの木材をはたいて壁際に1マスずつ屋根を作っていきます。
その真下にベッドを配置すると、ちゃんとそこで眠ってくれました。
どうやらドワーフ達は目の前が雨ざらしでもベッドの真上に屋根さえあれば気にしないようです。逞しい。
夏を迎えました。
wild strawberriesの種が徐々に集まってきたので農作を開始。
持ち込んだ食料と大量の魚も合わせると食糧事情は当分安泰です。
でも正直、turtleだけでも十二分に持ちこたえられます。
酒の製造が樽が足らずにストップしてしまいました。
どうやら魚を乱獲しすぎて生魚保存に大量の樽が使用されてしまっているようです。
max barrelを0にしてみましたが効果なし。
そこでKitchenを作って1個ずつ持ち込んだ肉を調理して空き樽を作ることにしました。
酒や魚は調理しないようにStatusメニューのKitchenで設定を行います。
ついでに酒置き場と食料置き場を分けました。
食料置き場は広めに取って樽使用を禁止します。
酒は作成するのに樽が必須となるので、なるべく酒に樽を使用させようと画策しました。
食料置き場が圧迫されはじめたら、max barrelを調整していく予定です。
食料生産量の増加以外進展はないまま秋を迎えました。
本来であれば生命線とも言えるドワーフキャラバンがやってきますが、エルフ以外との貿易は禁止しているのでTrade depotは建設していません。
連れてきたwar dogに子犬が産まれはじめました。
マップをチョロチョロ動き回るのでどこかに纏めて置きたいところですが、ケージを忘れてしまいました。
木製ケージは木が貴重過ぎてとても作れません。
エルフキャラバンが待ち遠しい・・・・
ドワーフキャラバンがやってきました。でもTrade depotがないので要塞外で立ち往生。
その内帰るでしょう。
生き物にとって厳しい冬がやってきました。
が、我が要塞に食料不足という言葉は存在しません。
何故かEngraver一人だけが移住してきました。
ドワーフキャラバンを無視したので、本国からは移住者は来ないと思っていました。
因みにキャラバン本隊は引き上げましたが、ミーティングを全くしてないせいか、
Outpost Liaisonがまだ滞在中です。
貴重な働き手!と思いきや、さしてやることもないので釣りでもさせておきます。
ベッドの数が足らなくなってしまいましたが、bed roomを作成してないので交代でベッドをうまく使いまわしてくれています。
冬が終りかけた頃にようやくミーティングが開始されました。
何も要求せず終了させたのに提示された相手の売り相場はかなり高額。
冬まで待たせたので激怒しているのでしょうか。
こちらも負けじとミーティングを中断して眠りに入ります。
2年目に突入しました。
現在の要塞の様子。
子犬の数が何時の間にか10頭を超えています。
大きくなったらbagや骨矢になってもらう予定です。
もうすぐ待望のエルフキャラバンがやってきます。
普段ならwagonすら引いて来ない彼等は冷遇されがちですが、今回はさながら救世主です。
木が足りないのでstillを壊したりしてTrade depotを作成しました。
ポーズがかかってエルフ様到来!と思いきや、また一人だけEngraverがやってきました。
この魚と苺しかない要塞の何が彫刻家達の魂を惹きつけるのでしょうか。
ぬか喜びさせられたので腹いせに釣りをさせます。
夏が来てしまいました。
・・・・??
エルフキャラバンは?
しばらく待ってみましたが夏真っ盛りになってもトンガリ耳達はやって来ません。
まさか、と思ってセーブデータをバックアップして要塞を放棄。
要塞があった場所を探してみるとNeighborsにElvesの表示はありませんでした・・・・
ああああ、なんというオチ。
これ以上の続行は無理と判断、このまま超食料プラントと化した要塞を放棄することにしました。
素人が急に縛りプレイを行うと大変危険ということを痛感しました。ですが、
大工を忘れてきたり、持ち込む食料の数が多すぎたり、
逆に持ち込む木の数が恐ろしく少なかったり、
生魚が要塞を埋め尽くしてどんどん腐っていったり、
幸いほぼ全域がoutdoor扱いなのでmiasmaが全く発生しなかったり、
と、様々な教訓を得ることが出来ました。
これを糧に次なるエコ要塞建設に向けて、希望の地に旅立とうと思います。