リプレイ

Ver0.31.12のリプレイ

新バージョンのバグが結構解消されてきたので、
ここで一気にプレイして新要素を味わっておいて、ついでにリプレイを書こうという魂胆。

序章

要塞名:Silverhammer
法律:移民は100人まで。

開拓団

Miner *2
Carpenter Woodcutter
Mason Architect
Armorsmith Weaponsmith
Cook Brewer
Negotiator Appraiser Organizer Record Keeper Leader

装備は初期設定からAxeやBagやQuiverを削ってその分WoodやLeatherを追加した。
あと、ネコ1匹

男女比は5:2 偏りすぎだろう

立地は山あり森あり川あり。理想的な地域だ。

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第一章 地下

ここが我々の新天地。

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0.31の新要素:地下世界の拡張
ドワーフの最大の財産である山とその地下から得られる物が大量に増えている。
溶岩脈がとにかくうれしい。
燃料をマグマの熱量でまかなえるので、森林を伐採せずとも金属製装備を簡単にそろえる事ができる。
これは中盤のAmbushや将来的にSiegeへの対抗手段として非常に重要である。

そういうわけで早速地下探索の旅に出る!
方法としては、要塞の中心を決めて、そこからUp/Down Stairを掘り続けるだけ。

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おっと!早速溶岩・・・ちがった。これは地下空洞だ。
地下空洞からは地下植物が手に入る。水が存在する事もある。
ざっと調べると水は無いようだ・・・

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その代わりAntmanの群れが居た。LeatherやMeatを持ってるみたいだ。
軍備も無いので壁をして無視を決め込む。

そして掘り続けること地下42階層。Warm stoneを発見。

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このタイルに隣接した位置にマグマが存在する事を示している。
このまま横に掘ると溶岩脈にぶちあたって大惨事になりかねないので、1階層上から漏れ出さないようにChannelを掘る。

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Great Magma Sea発見!さらに最高の素材Adamantineを発見した。
しかし今の所は溶岩さえ利用できれば問題無い。
Channelの上にMagma Smelterを建設。
しかし肝心の鉄鉱石がまだ見つからない。まてよ・・・

全ての石は、地層の種類によって埋蔵されている種類が変わる。
この世界の石は全て4つの種類の地層に埋蔵されており、地層ごとに埋蔵されている石は違う。
地層の種類はSedimentaryIgneous intrusiveIgneous extrusiveMetamorphicの4つ。
もしも、鉄鉱石が存在する地層が要塞に存在しなければ、その要塞では鉄鉱石を自力で得ることができない事になる。

IronやSteelの原料となる鉄鉱石はMagnetite、Hematite、Limoniteの3種類がある。
いずれの鉄鉱石もSedimentary層から発見できる。
Hematiteに限っては、さらにIgneous extrusive層にも存在する可能性がある。

地層の種類はその階層の大部分を構成している石で見分ける事ができる。
出発前にその地域の地層が表示されていたはずだ。我らが要塞の地層を思い出してみよう。

Diorite (Igneous intrusive
Slate (Metamorphic
Gabbro (Igneous intrusive
Marble (Metamorphic
Diorite (Igneous intrusive
Gabbro (Igneous intrusive
Schist (Metamorphic

・・・Sedimentary層もIgneous extrusive層も無い!
つまり、いかなる鉄鉱石も自力では入手できないって事だ。

ちなみに他のメンバーは何をしてるかって?
Cookは醸造と料理を作る。
CarpenterはBinやBarrelを作る。
MasonはBlockを作る。
ヒマなメンバーはBlockで地上に壁を作る。

第二章 兵役

26th Malachite 移民8名
26th Sandstone 移民6名
都合の良いことにHigh Master Armorsmithが来た。
防具はコイツに作ってもらおう。

人口が増えてきた。いずれは侵略に来るゴブリンに向けて兵力の強化を図ろう。
装備品は、鉄が無いから他の金属で代用するしかない。

素材によって装備品の性能は変わる。
これは以前のバージョンの表だが、おおむねこの順位付けと考えていいだろう。

Adamantine	 500%
Steel		 133%
Iron		 100%
Bronze		 75%
Bismuth Bronze	 75%
Copper		 66%
その他		 50%

この表によると、素材として最も優秀なのはAdamantineで、鉄製品の5倍の性能を誇る!
しかし、とても貴重な素材で、しかも最下層の溶岩脈の周囲にしかないので、原石を得るだけでも相応のリスクがある。
SteelはIronを凌ぐ性能だが、Ironが無ければそもそも作る事ができない。
BronzeはCopperとTinから作ることができる!
これなら充分な数を揃えられそうだ。

目に付く位置からかき集めたTinとCopperでとりあえずBronze Bar計32本作ることができた。
武具フルセットならArmor/Headwear/Legwear/Handwear/Footwear/Shield/Weaponで32/7=4人分は作れるぞ!
とりあえず野生動物程度なら問題無く撃破できる兵力になるだろう。

0.31からの新機能。兵士のユニフォームや行動をMilitaryコマンドで細密に設定する事が可能になった。

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"m"Militaryコマンドで、最初のタブは「Positions」小隊の編成画面。
一番最初の小隊は"c"で作成。それ以降は"l"で小隊を追加し、"d"で削除できる。

"a"でAlertsタブに切り替わる。
これは、軍隊や市民の状態を変更(例えば、平常時から戦闘時など)を一括でできるタブで、
初期設定では
Inactive(アラート無し)
Active/Training(活動またはトレーニング)
の二つの状態がある。状態名の隣の[CIV]は、市民が今どのアラートに設定されているかを表す。
市民は基本的にInactiveで問題無い。
兵士は、トレーニングさせたいならActive/Trainingに設定するべきだろう。

"e"のEquipタブでは、兵士個人個人の武具を細かく変更できる。
基本的にいじる必要は無いが、「AはBronze製のShort Swordを、BはSteel製のBattle Axeを使う」みたいな細かい設定が可能。

"n"Uniformsタブでは、小隊のユニフォームを設定できる。
ここでも、防具の種類や素材を選べるので、AチームはBronze製の装備、BチームはSteel製の装備。みたいな設定も可能。
初期設定では
Leather armor(Leather製の防具と、兵士が選ぶ好きな接近武器)
Metal armor(金属製の防具と、兵士が選ぶ好きな接近武器)
Archer(Leather製の防具と、兵士が選ぶ好きな遠距離武器)
の3種類がある。自分好みのユニフォームを設定しても良いし、めんどうなら初期設定でも充分使えるから問題は無い。

"u"Suppliesタブでは、兵士の携行する食糧や水の量を変更できる。
初期設定でも特に問題ない。

"f" Ammunitionタブでは、ハンターや小隊が使用する弾(主にBolt)を調整できる。
訓練用の弾と、実戦用の弾を素材別で分けたりする事も可能なので、骨製のBoltを実戦で使う。みたいな事を阻止する事もできるし、逆に実戦に使う事もできる。

"s"スケジュール画面では、さらに小隊の行動を月ごとに制御できるらしい。
例えば2月は訓練、3月はパトロール、4月は休暇、5月は門番。みたいに。
複数の小隊でスケジュールを上手に回せば、常に巡回+門番+トレーニングに休暇などのような設定も可能だろう。

早速二人の兵士を徴兵し、訓練させるよう設定した。
早速スパーリングをやってるらしい!

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左端に水色のSマークが表示されている。これはスパーリングの詳細な結果を記録していて、"r"キーでいつでも読むことが可能。

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スパーリング以外にも、個人でスキルの訓練をしたり、上手な人から教えてもらったりもするようだ。

さらに二人兵士を追加した。
総人口21名に対して兵士4名、約20%が兵士だから充分だろう。

第三章 発展

16th Slate 移民16名
16th Felsite エルフの商団

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なにやら話を持ちかけてきた。要約すると「木をあんまり殺すな!」だと。
初対面のくせに他人の要塞の生産行動にケチつけるとはトンでもない奴らだ。

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詳しく話を聞いてみると、「111本までな」と言ってきた。
態度がムカつくけど、ここはあえて承諾しておく。
ヘタに怒らせて戦争になったらかなわん。
わりと喜んでくれたので、まぁ良いだろう。
ちなみに、このリミットと現在使った量は"c"View Civilizationsで、Elvenとの条約の項目に記される。

人口増加に伴う食料不足が不安なので、地下に畑を作る。

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おおよその要塞の設計ができてきた。
地上 1階:門、交易所
地下 1階:食料庫、キッチン
地下 2階:倉庫
地下 3階:石工房、採石場
地下 4階:集合寝室、病院
地下 5階:農耕地
地下 6階:兵士詰所
地下39階:金工房

石工房には大量のMason's Workshopを建設し、ヒマな連中でBlockを量産する。
量産したBlockは地上の壁を作ったり、将来居住区を拡張する際に使う。

地下32階にMagma Poolがあったので、そっちに金工房を移すかもしれない。

地下27階に水源を発見!

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この地域は冬は川も凍ってしまう。地下の水脈は地熱で凍ることが無い。

動物を一箇所に集めようとしていると、外から3匹のRaccoonが侵入しようとしていた。
そこにたまたま通りかかった剣士がRaccoonと戦闘を開始。これがこの要塞で最初の戦闘になる。

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結果は、全匹一太刀で切り捨てて、剣士の圧勝。Bronze Short swordも切れ味は充分らしい。

Kidnapperに子供を誘拐された!
今後対策を考えていくことにする。

Weaponsmithのスキル上げのために大量にBronze製の武器を作らせる。
防具も数をそろえて兵士の数を倍の8人にした。

第四章 猛獣

27th Slate 移民 なんと25名

Blockの数がそろってきたので、一旦生産をやめて石おもちゃの大量生産に望もうかな〜
とかのん気な事考えてたら・・・

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The Forgotten Beast "Tosnak"が地下から出現した!
でかい甲羅を持つ、泥でできた4足獣らしい。
Magma Poolから現れた。

The Forgotten Beastは地下世界と共に登場した新要素で、大抵でかくて硬くて強い、理不尽な進化を遂げた猛獣なんだそうだ。

兵士を増やしてBeastを討伐しようかと思案していると

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The Forgotten Beast "Kaslal" が出現!同時に二匹!?
今度は聳え立つ三つ目のさそりらしい。
地下水源から現れた。

この二匹は繋がっていない2つの空洞からそれぞれやってきているらしい。
(今の所繋がっていないように見えるだけかも知れないが)二匹同時に相手しないですみそうだ。

さらに兵士を4人徴兵する。しかし新兵をむざむざ殺されるわけにもいかない。
2匹の猛獣は以前から訓練していた8人の兵士でどうにかしよう。
まず、"Tosanak"から。
兵士を待機させ、壁を慎重に取り除く。

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突撃!そしてその記念すべき戦いの記録がコレだ!

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なんと2行!
一撃で頭を吹っ飛ばして勝利!
初めてのForgotten Beastあっけねえ!・・・

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'3rd' Medtobashok, Axe(Axeは役職名)が、自分の斧に名前を付けたそうだ。
これもアーティファクトに分類されるらしい。

さて、次は三つ目さそり"Kaslal"討伐!
地下洞窟にトンネルを掘りつつ、兵士を進ませる。
基本的に多対一なら、広い場所の方が有利だが、洞窟はまだ探索できていない場所が多い。
"Kaslal"を探しながらトンネルを掘るという危険な状況だった。
兵士達との18ページ分にも及ぶ死闘の末、
ベテランメイス使いの一撃で脳を粉砕し、見事"Kaslal"を討ち取った!

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しかし、Minerが最初に出会ってしまったため、思い切り攻撃され、
左足と左腕を根元から失ってしまう大怪我を負う。これでは命が危ない!
急いで医務室に運ぶ。なんとか失血死だけは免れたようだ。しかしMinerとしての人生は終わったも同然だろう・・・

さて、"Kaslal"を解体して得た物がコレだ!

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fatも調理できることを考えると実に400近くの食料を得たことになる。
(ちなみに"Tosanak"は泥の生き物だったので解体できなかった。)

さて、エルフの商団がやってきて、前回話し合った「伐採数を減らす」という協定。
去年エルフと協定を結んでから、今回話し合うまでに111本まで、と決められて居た所を89本しか伐採せずに余裕で達成。

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すると今年は100本までにしろと言って来た。
前回も問題なかったので特に反対しなかった。
こいつら、木を切るなとは言うくせに木を売りつけてくるんだよね。もしかしてそういう作戦なのか?

第五章 奇襲

急に穴から出てきたMagma ManにWeaponsmithが殺された!
やっとのことでAdeptランクまで鍛えてたのに・・・
Metalsmith's forgeからマグマに通じる穴の位置に問題があったのか?
今度は、通行不可能な部分の下に穴を空けておく。
ComptentランクのWeaponsmithに後任する。

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Ambush!まともにゴブリンと戦うのはこの要塞初である。
Bowmanが6人も居るので、ここは外壁を利用して一気に接近戦に挑む

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さて、このKill Orderは"s"キーで小隊への命令画面を出して、
"a"キーなどで小隊を選び"k"キーで選べるようになる。
この時、1体1体を選ぶこともできるが、
"r"キーを押す事で機能を拡張し、範囲内の生物全てを標的にする事もできる。

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戦果は、一人の負傷者を出したが殲滅に成功!
この程度の攻撃では相手にならない。

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そんな声を聞いたのか、The forgotten beast "Nuglush"がやってきた!
聳え立つ三つ目のねじれた人型イグアナ?とでも訳すのか
兵士を送りだす前に、なんと偶然居たAntmanの集団にまっすぐ突っ込んで行った!

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恐ろしい量の塵を噴出している。アレの効果がわからないので、ここで観察しておいた方が良いだろう。
とか思ってたらとんでもない事が起きた。なんとAntmanが死闘の末"Nuglush"を殺してしまったのだ。
しかし、"Nuglush"の出した塵の効果で、生き残ったAntman2匹もただ浴びただけで大怪我+麻痺効果を負っている。

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兵士全員がこの塵を喰らうところだったと思うと、Antmanに感謝せざるを得ない。
責任を持ってこちらの兵士でトドメをさしておいた。さぁ"Nuglush"の調理の時間だ!
肉は内臓含め150程度とそれほどでもなかったが、なんと骨が127本も取れた。

23rd Granite 移民17名
4人の兵士を追加した。
しかし、"Nuglush"のような猛獣に対抗するためのCrossbow部隊も必要だろう。
さらに4人をCrossbow部隊として編成する。
これで計20人の兵士を編成できた。

2度目のAmbush!あっという間に殲滅。
これほどの兵力を持ってすればAmbushなどすでに脅威ではない。
問題となるのは大規模なSiegeや強力な怪物が出現した場合くらいのものだろう。

第六章 興隆

そろそろ街を作ろう。巨大な地下住宅街を設計中。
6th Malachite 女の子が産まれて要塞の人口が100人に達した!

8th Opal この地域には珍しく雪が降ってきた。
そういや交易所には屋根作ってなかったな。
屋根作るのに300弱のブロックを使う。まだ2000強ある。問題無い。

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The forgotten beast "Isa Iquila Garetho"襲来!名前長っ

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そびえたつ炎でできた塊だそうだ。
Axe小隊のリーダーが1人で消し飛ばしたが、炎を吐かれたため出血が酷い。
帰還中に失血死した・・・我が要塞内で最高の武勲を残した兵士はこうして死んでいった。

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これが彼の戦績である。持ち前の足の速さでゴブリン小隊を2つ、forgotten beastを2体も殺害している。
その功績から手にした*Bronze Battle Axe*は"Imeshmal Bisolemath"という名のアーティファクトになったほどである。

火を吐く奴は厄介だ・・・こういう敵のために設立したCrossbow部隊は、狭い地形が多い地下洞窟では思ったように行動できない事が多い。
かといって毎回伝説級の兵士を殺していては・・・
いっそ地下空洞全体を整備してしまうのもありか。

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居住区が完成!

第七章 深淵

これで猛獣対策を除く当面の目標を達成したので、要塞内の完全な探索を開始しよう。
まずは、要塞の最深部だ!

最深部はSemi Molten Rockで構成されている。ここは階段を掘る事ができない。
さて、どうやって地下へ・・・うむ・・・なんと・・・ほう・・・
試行錯誤の末、Semi Molten Rock以下へ行く事ができた。

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すると間もなく見たことの無いメッセージが・・・?

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恐るべき数のGhostが発生した!
このGhost群、ここまで幾多の戦闘にほぼ完全に勝利した熟練の兵士達なら倒すこともそれほど難しくないだろう。

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そう思っていた・・・
しかし、体が炎でできたとんでもないヤツが混じっていて、炎を飛ばし、攻撃されると炎を撒き散らす。

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コイツのために近接系の兵士は軒並み失血死した。
残っていたクロスボウ部隊も善戦し、かなり減らすことはできたが、結局全滅させる事はできず。じわじわと近づいてくる幽霊たちによって部隊は全滅した・・・

さらに、残った幽霊達(あんなに殺したのにまだ20匹以上は居そうだ)が要塞に侵入してきた。

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要塞の作りは外側には強いが、内側からの侵入にはとてももろく、あっという間に居住区への侵入を許してしまう。

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結局住人達は外敵の侵入を防ぐために作った跳ね橋で自分たちと要塞を断絶。 外の世界へ敗走する事となった。

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おしまい

幽霊直前のステータス

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教訓
地獄のフタは開けない。



なお、あの地獄には貴重なAdmantineが存在している事を確認できた。
訓練されたCrossbow部隊を大量に投入すれば攻略も不可能ではないはず・・・!


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