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食べ物と調理

ここでは主に食べ物と調理の方法、そしてその価値について書いていきます。著者の作成時が31.18なので、最新版では多少違いがあるかもしれません。加筆をお願いします。



食物の種類

食物はzキーからは大きく6つに分けられている。
左側が生で食べられる肉、魚、植物を示していて、右側は種、酒、その他すべてとなっている。
ここでの「その他」は、製粉しなければ食べれない植物、調理済みの食べ物、捌いた魚も含まれていることに気をつけなければならない。
「食い物があるのに餓死する」と文句を言っても、ドワーフたちは「染料なんて食えねぇよ」と返されてしまう。
また、調理済みの食べ物以外は基本的に「質」の概念はない。基本の価値(生の食材は一律2☼)に食べ物の種類が持つ価値を(肉の場合は部位も)掛け合わせたものが(一部の移植物を除いて)実際の価値となる。
以降では、主に筆者が使う食べ物について述べていく。足りない分は各自追加してください。

農耕可能な植物

植物は、先ほど書いたように基本の価値2☼を持つ。植物を醸造すると、5単位の基本価値1☼の酒が生産される。これに植物の種類による倍率がかかったものが1単位の酒の価値となる。

生食可能な植物

生食可能な植物は、地下で栽培するものにplump helmet,地上で栽培するものに通常はwild strawberry, fisher berry, prickle berry, rat weedが存在する。
fisher berryまでは比較的美味しいからか、生で4☼の価値をもつが他のは1☼となる。高いほうは食物の種類として2倍の倍率がかかり、それ以外は倍率はかからない。
この他に、goodな土地限定でsun berryも存在し、9☼の価値を持ち、醸造時は種類の倍率として5倍の倍率がかかる。

生食不可な植物

生食できないものは粉に引いたり葉っぱのみ袋に詰めたりと何かと手間が必要だが、その食材の持つ基本価値の大きさから調理すると大きな価値をもつ食料が出来上がる。

製粉可能な植物

製粉可能な植物には、地上で作るものにblade weed, hide root, longland grass, whip vineがあり、地下で作るものにdimple cup, cave wheat, sweet pod,が存在する。
生食、素の状態の調理が不可のため、特に植物としての価値がないから基本の価値は割愛するが、染料の原料でないものは酒にするとwhip vineは3倍の倍率がかかり、それ以外は2倍の倍率がかかる。
製粉すると、1単位の食物から1単位の粉が生産できて、whip vineは25☼、hide rootの染料(赤)は10☼、それ以外は20☼の価値を持つ粉が作られる。
この粉はドワーフに作らせた場合、1単位ごとに一つの袋(bag)が必要になるが、一つの樽に10単位までの粉の入った袋を収納することができ、植物と同じように収納できる(植物も一樽に10単位まで)。
さらに粉にした食料は腐ったり害虫の被害を受けることもない。
その上、粉に引いたときに先に種を取り出すことができるため、十分な数の袋と上手に計画された製粉所を用意できれば食料関係全体の回転率が上がる。
また、sweet podはシロップを作ることができ、その場合は一つの植物から5単位の、基本価値20を持つ調理可能な液体を生産できる。これもひとつのスタックで5つの食料のため、調理時に価値の底上げを行うことができる。

quarry bush

quarry bushは醸造が不可能な植物で、まずquarry bush leavesにしなければ調理ができない植物である。
葉っぱと種に解体するときに、また袋が必要になるが、こちらは袋一つにbushのスタック数に5をかけた単位の葉っぱ(香辛料らしい)を作ることができる。
よって調理時は一度に5単位以上の食物を利用するため、たとえばleaves[5]の4スタックで調理を行ったとき、quarry bush leaves roast[20]となるように、大きなスタックの食料を作ることができる。どうやって香辛料のみで食べ物を作るのかはよくわからないが。
ちなみに価値は英語wikiだと25☼であるが、31.18現在、1単位のleafごとに10☼となっている。(おかげで下の方でひどい目にあった。25での確認は出来ていないため、英wikiは書き換えてません。)

肉類は家畜や狩りなどで手に入れた死体の解体によって手に入る。
基本の価値は2☼で、動物の種類によって倍率がかかる。
一番価値が高いのはDragonとRocで、x15の倍率が係り、一つあたり30☼となる。
また、肉類は腐るのが早く、腐ったときにmiasmaを発生するが、調理することによって腐るのを遅くさせることができる。(miasmaについては未調査。発生しない気がする。)

大体の植物を調理以外で利用したとき、副産物としてひとつ以上の種が生成される。
種はひとつの袋に100個まで入れることができて、どうやらひとつの種類につき200個を超えるとその種類の植物は、それ以上種が出現しなくなる。
200以上要塞に存在していても、他所から輸入すれば200個以上所有でき、また、200個を下回るとまた種が出現するようになる。
ちなみに種はすべて一律の値段(1☼?)である。一袋にいっぱい詰めて売ってもたいした額にはならない。場所も取らないから倉庫の隅っこに放置すればよいだろう。

魚はvermin扱いされている、水生の動物を捕まえることによって作ることができる。食べられる形に処理することが必要であり、そのときに魚によっては甲羅を副産物として算出したりする。
ユニットとして扱われるような魚は肉として扱われるようだ。
基本価値は2☼で、肉と同じく種類によって倍率がかかるようだ。

調理

上で述べた様々な食材をひとつにまとめ上げるのが調理となる。調理にはまだ調べ上げきれていない点が多いが、いくつか分かっていることを述べる。

ここからは英語wikiの"cook"ページからの推測である。誤っている可能性が高い。

英語wikiのページの表を以下に引用する。ちなみに価値は、「食物一単位」の価値である。「スタック」でないことに注意。

PreparationRecipeTypeIngredientsValue
(normal)Plump HelmetBiscuits2x minced Plump Helmet18
Well-PreparedPlump HelmetBiscuits2x minced Plump Helmet28
Well-PreparedPlump HelmetBiscuits1x minced Plump Helmet, 1x well-minced Plump Helmet32
Well-PreparedPlump HelmetBiscuits2x well-minced Plump Helmet36
Well-PreparedPlump HelmetBiscuits1x well-minced Plump Helmet, 1x finely minced Plump Helmet40

上の方に書いた、植物の価値を思い出してみよう。Plump Helmetの価値は4となっていたはずである。よってx2の調理をされた(well-prepared)ビスケットの価値をそれぞれ比較すると刻んだ食材の価値の整数倍の価値だけ上がっていることがわかる。ここで出来上がったビスケットの価値から食材の価値を引いたら、無印の食材は10、それ以外は20となった。
つまり、少なくともEasy Mealに関しては、ビスケットの価値は

調理の質 x 10 と、使ったすべての食べ物のスタックの (下ごしらえの質) x (食材の価値)を足しあわせる

ことで算出できるはずである。

実際に、要塞を設立して半年、一度目の貿易のために急いで作った-pump helmet roast[12]-で検算してみる。
これの価値は792☼であり、食材一つあたり66☼の価値を持つ。
下の表は詳細なデータである

調理食材1食材2食材3食材4
食材roast(10☼)plump helmet(4☼)quarry bush leaves(10☼)quarry bush leaves(10☼)plump helmet(4☼)
無補正(x1)well-minced(x2)well-minced(x2)well-minced(x2)well-minced(x2)

食材の価値の総和は( 4 x 2 ) x 2 + ( 10 x 2 ) x 2 = 56、調理の価値は10のため、合計66☼、12をかけて792☼となるため、上の算出の式は正しいと言える。ついでに、調理は一律10☼の価値になる。
この価値の算出方法から、内部では「ひとつの材料に他の材料で装飾して、最後に調理で装飾する」という処理をしていると思われる。
この算出式から、もし調理やleafにmasterworkの補正がかかったときは、スタック数x100の価値が上乗せされることがわかる。
これが、「粉を調理したときに食材の価値が跳ね上がる理由」であると思われる。

ちなみに、一番効率がいい価値の高め方は、牛などの大量の肉スタックにwhip vine flourやらleafやらを突っ込むことだと思われる。ひとつしかないwhip vine flourでも、食材にしてしまえば全ての肉に+25x質の補正をかけることができるからである。
ミンチにした牛肉をロースト、お好みで香辛料を混ぜる料理といえばハンバーグ。つまりドワーフの好物は肉汁あふれるハンバーグだった。たぶん。

余談

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