鍛冶

とりあえずマイナースレ877で上がっていた物を添付
金属加工に関するいろんな記事のつまみ食い的翻訳・意訳

【metalsmith's forge】

"metalsmith's forge"(溶鉱炉?)は"metal bar"(金属の延べ棒)を様々な武具、家具、弾薬、罠などに仕立てる。
溶鉱炉を建設するためには"block"(建築用ブロック:mason's workshopで製作)と "anvil"(金床:溶鉱炉で製作)を1つずつ用意する必要がある。

最初の年の夏に到着するmetalsmith(金物細工師)によって金床が作られるまでは、一切の鋳造が出来ない。
何らかの、例えば「川に流されてしまう」といった理由でこの金床を失ってしまった場合、
既に予備の金床を用意していたり、新しい金床を発注できるだけの資金を持っていない限り、
要塞では永遠に金属加工が出来なくなってしまう。

"magma forge"(マグマ溶鉱炉)を利用するのでなければ、
炉を使ってアイテムを製作するためには
"charcoal"(石炭)か"coke"(コークス)を1つ必要とする。

【bars】

"bars"(延べ棒)は金属、"charcoal"(木炭)、"coke"(コークス)、"ash"(灰)、
"potash"(カリウム)、"pearlash"(真珠灰<炭酸カリウム>)、"soap"(石けん)から作ることが出来る。

これらはbar/block stockpilesに石やガラスなどと共に貯蔵され、
"bin"(容器)に詰め込むことも出来る。

bar/block stockpilesに貯蔵される材料の実用的でないほどの多様性のため、
ドワーフが炉の隣にカリウムを置き、"wood furnace"(木製の窯)の側に金属を、

そしてどちらの場所にも石のブロックを置いてしまうことは避けられない。

これを防ぐためには、特定のタイプの延べ棒やブロックだけを貯蔵するように

貯蔵庫を設定してしまうのが一番良い。

様々なタイプの延べ棒は、別個の工房で作られる。

金属とコークス:"smelter"(精錬所)
木炭と灰:木製の窯

カリウム:ashery(訳語不明)
真珠灰:"kiln"(窯)
石けん:"alchemist's laboratory"(錬金術研究所)

【smelter】

"smelter"(精錬所)は金属の鉱石などを"bar"(延べ棒)にする炉である。
また、"coal"(石炭:地中に埋まっている)を"coke"(コークス:燃料)にすることも、
金属製品を延べ棒に戻すことも出来る。何をするにしても"charcoal"(木炭)か
コークスを燃料として必要とする。もし"magma furnace"(マグマ溶鉱炉)を設置していれば、
マグマの力で燃料無しに精錬所を使用することが出来る。

鉱石と製錬できる延べ棒の対応は次の通り。

Cassiterite -> Tin
Malachite -> Copper
Sphalerite (zinc ore) + Malachite -> 2 Brass
Cassiterite + Malachite -> 2 Bronze
Hematite -> Iron
Iron + Limestone + Charcoal/Coke -> Pig Iron
Hematite + Pig Iron + Limestone + Charcoal/Coke -> 2 Steel
Galena -> Silver
Gold nuggets -> Gold
Platinum nuggets -> Platinum
Galena + Gold nuggets -> 2 Electrum
Bituminous coal -> 2 Coke (注目:石炭1個で燃料となるコークスが2つ出来る)

誰かの所有物になっていたり、建築用に使われていたりしない金属製品は溶かすことが出来る。
これには、"bookkeeper"(簿記係)が到着(移民としてやってくるらしい)した後に現れるstockメニューから選択した後、
精錬所で"Melt a Metal Object"メニューを実行する。再利用される金属の量は元の製品の1/10で、
これはそれぞれの精錬所に蓄積され、1本の延べ棒に等しい量まで蓄積された時点で、延べ棒として生成される。
(訳注:詳しい説明は省くが、蓄積されている金属は融通されず、その精錬所でしか有効にならない。
そのため、溶かすために使う精錬所は1カ所に限定した方が効率が良い)

【ashrey】

ashreyは"ash"(灰)を"potash"(カリウム)に変換する。
これは農場に撒いて肥料にしたり、"glass"(ガラス)の質を高めたりする。
(訳注:カリウムから"pearlash"(真珠灰)を作ることが可能で、これがガラスの質を高める)

ashreyでは灰から"lye"(灰汁)を作ることが可能で、さらに灰汁からカリウムを作る事が出来る。
以前のバージョンではまず灰汁を作り、その後改めてカリウムを作る必要があったが、
最近のバージョンでは"make potash from [a]sh"を選べば1回のコマンドで作ることが可能になる。
なお、灰汁は"soap"(石けん)の材料になる。

【alchemist's laboratory】

"alchemist's laboratory"(錬金術研究所)では"lye"(灰汁)と
"tallow"(獣脂:動物の肉をbutcher's shopで分解し、
手に入ったfat(脂肪)をkitchenでtallowにする)から"soap"(石けん)を作ることが出来る。
石けんは交易用としてしか使えない。

【kiln】

"kiln"(窯)は"potash"(カリウム)を"pearlash"(真珠灰)にする。
真珠杯は"glass furnace"で品質の高いガラスを作るのに使われる。

【glass furnace】

ガラスを作るための炉である。

ガラスを作るためには、まず空っぽの"bag"に砂を集めるため、
"Collect Sand"と"item hauler"を有効にしたキャラクターを用意しなければならない。
ガラスを作ることが出来るほどの砂を集めると、砂の入った袋は家具貯蔵庫に置かれる。 普通に砂袋から生成されるのは"green glass"だが、
"pearlash"(真珠灰)を一緒に混ぜれば"clear glass"となり、価値も上がる。
もし砂の代わりに"rough rock crystal"(岩水晶の原石)と真珠灰を混ぜると、
"crystal glass"が出来上がる。

ガラスそのものは、要塞内での用途は制限される。しかし砂は無限に収集できるため、
"green glass"なら無限に作り続けることが出来る。
他の材料はいずれ使い切ってしまう可能性があるのとは対照的だ
(訳注:実際には燃料が必要。燃料ももちろん有限であるが、
他の炉と同じく"magma glass furnace"を使っていれば本当に無限となる)。

ガラス製の特別な製品もある。
3つのclear glass製の"vial"(小瓶)が
"alchemist's laboratory"(錬金術研究所)の建設に必要となるし、
glass vial(か"metal flask"(金属製のフラスコ))は
動物や植物の抽出物を生成するのに必要となる。

Magma Furnaceが動かない (ここから先は日本人が加筆したものです)

Magmaを見つけたけどMagma Furnaceがうまく稼動しない、という人は多いと思う。Magmaの真上に立てても、そばまでChannelでMagmaを引いてきても、Magmaを水冷した跡地に立ててもうまくいかない、なんてことがあったかもしれない。しかし、稼動する条件はごくシンプルだ。 

Furnaceの赤丸の部分の真下のマス、もしくは真横のマスに、4/7以上の高さのMagmaがあること

が条件である。 真横に4/7ものmagmaがあると、すぐFurnaceを埋め尽くしてしまい、ドワーフを黒焦げにしてしまうので、真上から利用しよう。
Magma空間を見つけたら、Magmaが7/7でなく4/7以上のマスをひとつ見つけ、ひとつ上の階からChannelを掘る。赤いChannelができるはずなので、その赤いマスとFurnaceの赤丸(稼動していないMagma furnaceだと灰色丸だが)が重なるようにFurnaceを建設しよう。丸の位置はテンキーや格ゲー風に言えば8の位置にある。7/7でないマスを選んだのは、Magmaがあふれ出てくることがあるからだ。
Magmaの上がOpen spaceな場合は、下のMagma量が4/7以上なら、単純に8の位置が欠けた床を張り(もちろんOpen spaceだから鋼鉄製の床なんて必要ないです)欠けた位置に炉が合わさるようにMagma grass Furnace/kiln/smelterを建設すればよい。

※Magmaや水の高さ
kボタンをおせば、特定のマスが点滅し、そのマスにMagmaがあれば赤く、水があれば青く、7/7や2/7のように表示される。7/7なら部屋の天井まで、2/7なら足元まで水が張っていることになる。


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