翻訳元 | DF2014:Quickstart guide |
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翻訳元 Rev. | Revision as of 08:05, 10 September 2015 by FortressBuilder |
最終更新バージョン | 0.40.24 |
これはまだ一度も Dwarf fortress mode をプレイしたことがないものの、とにかく始めてみたいと思っている人のためのクイックスタートガイドです。
Adventure mode をプレイするつもりの人は Adventure mode quick start を参照してください。
もっと詳細なチュートリアルが読みたい場合は、先人の寄稿した Tutorial? をご覧ください。
Losing is fun! が合い言葉。このガイドをひととおり終えるまでに、何度か要塞を失う心の準備をしておいてください。はじめのうちはちょっとしたことで簡単に要塞を全滅させてしまうかもしれません。
しかし覚えておきましょう。 "losing" とは、「どのように失敗したのか」をひとつ覚えたということでもあります。Dwarf Fortress は「失敗から学ぶ」という原則を大いに活用しています。
まずは基本操作やセーブ&ロードから。
このページ (や他のページ) では、ある操作をするのにどのキーを叩けばよいかを示すため、キー入力を [t] や t のように記号で表すことがあります。
注意すべき点として、キー入力には大文字/小文字の区別があります。
紙面の節約のため、[Shift] + [t] は [T] と書きます。
つまり [t] は「シフトキーを押さずに t キーだけ押す」、[T] は「シフトキーを押したまま t キーを押す」ということです。
大文字と小文字の入力はたいてい全く別の操作になるので、混同しないよう注意してください。
連続して入力する場合、" - " で繋いであらわします。
たとえば [a] - [b] - [C] は「まず a を押して、次に b を押して、それからシフトキーと c を同時押し」という具合です。
[Esc] | 一つ前の画面/メニューに戻る |
[↑] [↓] [←] [→] | 選択、カーソル移動 |
[-] [+] | 選択にはこちらを使うことも |
[Enter] | 決定 |
メニュー選択には方向キー ([↑] [↓] [←] [→]) と [Enter] を使うこともあれば、[+] [-] を使う場合もあります。
方向キーでメニューが動かないときはとりあえず [+] [-] を使ってみてください。
訳注:このゲームは入力コマンドが画面ごとに異なり、非常にとっちらかっています。
各画面において画面右 (もしくは右下) あたりに b : Building などといった具合にコマンドが表示されるので、何はなくともとりあえず一通り押してみましょう。
[Esc] はほぼ常に「一つ前のメニューにもどる」です。
オプションメニューが表示されるところ (トップメニュー) まで戻ることができます。
参照:Option screen?
ゲームに関する一番基本的な操作 (セーブ、キー設定、音量設定など) はオプションメニューで行います。
メイン画面から [Esc] を押すと入ることができます。
「セーブしないで終了」がないことに注目。以前のセーブデータを上書きすることなく終了するには、手動で Dwarf Fortress を落とすしかありません。
DFHack の "die" コマンドを使う、Windows ならタスクマネージャーから DF のプロセスを停止する、Unix なら "kill" コマンドを入力する、などがあります。
これらの方法はセーブ中には絶対に実行しないでください。セーブファイルが破損するおそれがあります。
別の方法として、データのバックアップをとるという手段もあります。
(DF)/data/save フォルダ内の "Region XX" というフォルダをセーブする前にコピーしておき、通常通りセーブしたあとに置き換えるとよいでしょう。
訳注:"Losing is Fun!" を掲げる Dwarf Fortress においては「突発的な人災・天災、それによる要塞の壊滅、そこからの復興を楽しむ」というのも大きな醍醐味です。
上記の巻き戻しを行うと難易度が低下しすぎてしまうおそれがあります。
次はゲームを始める準備にとりかかることにしましょう。
さて、まずはじめにやるべきことは Create New World!? です。
多くのゲームとは異なり、あなたがプレイするワールドは常にランダム生成されていきます。
「デフォルト」や「スタンダード」となるワールドは存在しないのです。
幸いなことに、世界生成のうち基本的な方はかなりシンプルで、時間もそれほどかかりません。
(古いパソコンを使っていたり、"History" を "Long" や "Very Long" に設定したりした場合は除く。)
最初は以下の設定でやってみましょう。
World Size | 世界の大きさ | Medium または Small |
History | ゲーム開始までの歴史の進み具合 | Short |
Number of Civilization | 文明の数 | Medium |
Number of Site | 都市などの数 | Medium |
Number of Beasts | 怪物の数 | Medium |
Natural Savagery | 野生動物の凶暴さ | Very Low |
Mineral Occurrence | 金属資源の量 | Frequent |
では、作った世界に入っていきましょう。
Embarking(入植)とはどの土地にどのようなドワーフたちを送るかを決めるプロセスです。
メインメニューでStart Playing、Dwarf Fortressの順で選びます。
生成した世界をロードし終わりカレンダーを少し進めると、画面に "Choose Fortress Location" が表示されます。
右のマップが世界の全体を見渡せるWorld Map、真ん中がWorld Mapのカーソル部分を地域を拡大したRregion Map、左のマップがさらにRregion Mapのカーソルを拡大した部分を映すLocal Mapになります。
Local Mapの中で光っている部分が入植するエリアとなり、[u][m][k][h]で移動、[U][M][K][H]でサイズを変えることができます(ゲーム中はエリア外に干渉することはありません)。
[↑][↓][←][→]でRegion MapとWorld Mapのカーソルが移動し、[Shift]を併用することで大きく動かすことができます。
初心者にとって良い条件の入植地を選ぶことはかなり重要です。熟練者は邪悪な動植物がはびこる氷河に機能的な要塞を建てることができますが、初心者は穏やかな土地にドワーフたちと向かいましょう。
もし、初めての入植でいろいろな要素を見たいのなら要塞運営が楽になる立地がいいでしょう。
[e]を押すことでローカルマップの光っているエリアに入植します。
Prepare for the Journey screenの画面にきました。Play Now!とPrepare for the journey carefullyのどちらかを選ぶことができます。
Play Now!を選ぶと、ドワーフにどのスキルを割り振りどの物資を持っていくかを決めずにデフォルトの設定ではじまります。
いますぐゲームをはじめたいならこちらを選択しましょう。