作成時のVersion | 0.31.16 |
最終更新Version | 0.40.24 |
主にDF2010:Cave-inの翻訳。
落盤(Cave-in)とは、床や壁等が重力に引かれて下の階層へ落下することである。
d_init.txtの[CAVEINS:YES]を[CAVEINS:NO]にすることで起こらなくすることができる。
支えられていない建築物(Construction)または自然の壁・床は落盤する。
「支えられている」とは、あるタイルの東西南北上下の6方向に
が存在し、これらの先がどこかの地盤に繋がっている状態を指す。
この状態でなくなったタイルは即座に落盤する。
逆に言えば、例え100×100の空間を掘り抜いても天井と床のタイルが支えられてさえいれば、絶対に落盤しない。
(7×7以上の空間が〜という記述があったらそれは2D版の話だ、気をつけろ)
極端な話、要塞全体が宙に浮いていて、底で石鹸の支柱1本に支えられている状態でも安定する。
(Toadyは将来もっとリアルな落盤システムを作るつもりらしいが)
タイルを支えられていない状態にしなければいい。
いくら7×7縛りが無いとはいっても、広範囲を掘る時は念のため支柱を建てておいたほうがいいだろう。
また、よくやる失敗として、自然、建築物を問わず、床を取り除く際にナナメにしかつながっていないタイルを作ってしまうことがある。
上の階層 下の階層 ###### ###### # # #++++# # 壁 # 21+# #+3+## +,1,2,3 床 # +X# #+++X# X 階段 # # #++++# ###### ######
上図では1の位置の床を取り除いてしまうと2の位置の床が落盤する。3の位置にドワーフがいたら即死。
支柱とスイッチ(leverかpressure plate)をリンクさせてスイッチを入れると支柱は折れる。
これを利用すれば遠くから安全に、任意のタイミングで落盤を起こすことができる。
MegabeastだろうとForgotten BeastだろうとTitanだろうとDemonだろうと、落盤に潰されたクリーチャーは即死する。
特にForgotten Beastはランダム特性で「体が鋼鉄で出来ている」「触れるだけで全身が腐る毒ガスを撒き散らす」
等の無理ゲーになることが多々ある。
そういう手合いを無傷で、確実に仕留めることができる最後の手段として使える。
兵士数十人が束になっても敵わない化け物がsiltstone floor一枚の直撃で死ぬのは理不尽と言えば理不尽だが……
一回使うたびに壊れるので再利用性が著しく低いのが最大の難点か。普通の敵には普通の罠を使おう。
koboldなど、普段は罠を素通りする敵も、気絶中は普通に罠にかかる。
罠の隣に床1枚を落盤させて、粉塵を吸わせれば……
上の階層から壁を落とすことで、帯水層(Aquifer)を突破したり、地底湖に堤防を築くことができる。
また、水やマグマの上に縦長の壁を落とすと、かなり上の階層まで液体を押し上げることができる。
これらの場合は自然の壁でないと意味が無いので注意。建築物の壁だとバラバラになってしまう。
大きな建築物を解体する時は、最下層だけ壊して崩落させた方が早い。ドワーフが潰されないように注意。