Dwarf Fortress Modeをはじめる
注意!この文章は昔のバージョンの時に書かれたものです。内容の多くは最新バージョンでも流用可能ですが、一部が変更されているので注意してください。
Choose Fortress Location †
Dwarf Fortress Modeにおいて、要塞を作る場所は極めて重要である。
なぜなら、要塞の場所によって、存在する自然環境(山、植物、砂、海、川)や、
動物の種類(自然な動物からアンデッドまで)、交流する文明(戦争相手となるゴブリン?も含まれる)などなど、
ゲームの内容そのものとなる数限りない要素が左右されるためである。
この項では、好きな要素を持つ地形を少しでも選びやすくするために、環境の読み方を解説したい。
基本操作 †
#ref(): File not found: "CFL01.png" at page "Choose Fortress Location"
- Movement keys control region cursor.
"Region"画面(左側)をカーソルキーで移動する。
- umkh: Move Local Area
"Local"画面(左端)の要塞範囲を上下左右に移動する。
- UMKH: Resize Local Area
"Local"画面の要塞範囲を上下左右に拡大・縮小する。
- Tab: Change Mode
情報画面(右端)の表示する情報(後述)を変更する。
- e: Embark!
出発!
- R: Reclaim
以前に放棄した要塞があった場合、その要塞でやり直す。
- n: Notes
選択した地域を記録し、後から読み出せる。
気になる地域があるが、他の地域も調べたい・・・というような時に便利である。
- f: Find Desired Location
特定の環境を持つ場所を自動検索する。
環境情報 †
Tabキーを押す事で、右端に表示される環境情報を読み進める事ができる。
Environment †
#ref(): File not found: "CFL01.png" at page "Choose Fortress Location"
その地域が持つ自然環境について記している。
最上段(この場合、The Forests of Clearing)その地域の名前。
2段目(この場合、Tropical Dry Brdlf Forest)地域の大まかな状態
3段目、Temperature:地域の気候。
4段目、Trees:木の密生率。
5段目、Other Vegetation:その他の有用な植物の量。
6段目、Surroundings:生息する野生動物の種類
中段、範囲内に存在する都市や川、火山などの情報(この場合、川の名前)
下段、その地域に存在する地中の資源の情報。
また、Aquiferの存在も表示する(右側~~~~マーク)
なお、環境の異なる地域同士の境界線を選択した場合、
F1 F2キーで異なる地形の情報を表示できる。
3つ以上の地域を選択している場合はF3 F4キーも使えるようになる。
Neighbors †
#ref(): File not found: "CFL02.png" at page "Choose Fortress Location"
自分がその範囲に要塞を作った場合、交流する事になる種族のリスト。
右側に赤線が入っているのは、忌み嫌う種族であることを示す。
Your Civilization †
#ref(): File not found: "CFL03.png" at page "Choose Fortress Location"
ドワーフ族の文明のリスト。
Relative Elevation †
#ref(): File not found: "CFL04.png" at page "Choose Fortress Location"
比高。海抜ではなく、その地域の最も低い位置を基準にした標高図。
Cliff Indicator †
#ref(): File not found: "CFL05.png" at page "Choose Fortress Location"
地形の高低の度合いを示す図。数字が高いほど高低差が激しい。
範囲内すべてが0なら、全く平坦な土地となる(はず)。
Notes †
Find Desired Location †
あなたが好きな条件の地域を選ぶために、力になってくれるのが
Find Desired Locationです。
あなたが要塞を作る地域を選ぶ際に、"f"キーを押すことで、機能を使うことができます。
調査できる項目は―
- X Dimension
要塞の横幅。デフォルトで6。
- Y Dimension
要塞の縦幅。デフォルトで6。
- Savaery
野生生物の残虐度。
lowであれば生物が余り多くなく、比較的温和な場所が検索される。
mediumなら一般的な数、種類の動物が住む場所が見つかるだろう。
highであれば荒々しく野性的な動物が数多く住む未開の地を開拓する事になる。
必ずしもlowなら安全というわけではないので注意。詳しくは翻訳/クリーチャー参照。
- Evil
野生生物のアラインメント。
lowであればunicornやfairyが戯れる神秘的な場所へ行く事になる。
mediumならごく一般的な生物が暮らす平凡な場所が見つかり、
highであればゾンビなどのアンデッドが闊歩するおぞましい光景が広がる場所に辿り着くだろう。
より詳しくは翻訳/クリーチャー参照。
- Elevation
土地の標高。highにすると山の近くが選ばれやすい。
- Temperature
温度。lowであればColdやFreezingといった寒冷地へ旅に出る。
mediumならTemperateやWarmといった暮らしやすい温暖な場所に要塞を作る事になり、
highであればHot(酷暑)な場所が見つかる。
極端な環境の場所は危険度が高いため注意が必要。
- Rain
雨の頻度。lowだと砂漠や荒野、mediumであれば平野、highだと森林がそれぞれ見つかる。
- Drainage
水はけ。湿地はもちろん、砂漠もlowに該当することに注意。highだと平原や荒地、森林になりやすい。
- Flux Stone
Flux Stone?が存在するかどうか。steelの原料になるので作りたいならYesにするべきだろう。
- Aquifer
Aquifer(地下水)が存在するかどうか。これが浅い階層にあると掘っても水が出るばかりで石材を入手しにくいため注意。
地質表記の右側に青い波線があればこれが存在する証。
- River
River(川)が存在するかどうか。Brook(小川)も検索対象になる。あれば水不足には陥りにくい。
Brook以外なら魚系のクリーチャーも存在する。
魚系クリーチャーは不用意に水辺に近づいたドワーフを水中に引きずり込み、簡単に殺してしまう。
- Underground River
Underground River?が存在するかどうか。地下森林を作りたいならYesにすると良い。
というのも、地下水が存在するマップのみ地中で木が育つ可能性があるからだ。
- Underground Pool
Underground Pool?が存在するかどうか。水量が有限であること以外はUnderground Riverとほぼ同じ。
- Magma Pool
Magma Pool(溶岩溜まり)が存在するかどうか。
Magma(溶岩)を利用する各施設やObsidian(黒曜石)が必要ならYesにするといいだろう。
しかし、Magmaに住む各種怪物には十分注意する必要がある。
- Magma Pipe
Magma Pipeが存在するかどうか。
- Chasm
Chasmが存在するかどうか。時々地上まで開口部が続いていることがあり、開始直後に地底生物の群れに襲われることもある。
- Bottomless Pit
Bottomless Pitが存在するかどうか。
- Other Features
とあるレア鉱石が存在するかどうか。
鉱石と一緒にとんでもないものを呼び寄せる恐れがあるので、最初は選ばない方がいいかもしれない。
以上18項目です。