Dwarf Fortress Modeをはじめる
Choose Fortress Location †
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最終更新Version | 0.31.16 |
Dwarf Fortress Modeにおいて、要塞を作る場所は極めて重要である。
なぜなら、要塞の場所によって、存在する自然環境(山、植物、砂、海、川)や、
動物の種類(自然な動物からアンデッドまで)、交流する文明(戦争相手となるゴブリン?も含まれる)などなど、
ゲームの内容そのものとなる数限りない要素が左右されるためである。
この項では、好きな要素を持つ地形を少しでも選びやすくするために、環境の読み方を解説したい。
基本操作 †
#ref(): File not found: "CFL01.png" at page "Choose Fortress Location"
- Movement keys control region cursor.
"Region"画面(左側)をカーソルキーで移動する。
- umkh: Move Local Area
"Local"画面(左端)の要塞範囲を上下左右に移動する。
- UMKH: Resize Local Area
"Local"画面の要塞範囲を上下左右に拡大・縮小する。
- Tab: Change Mode
情報画面(右端)の表示する情報(後述)を変更する。
- e: Embark!
出発!
- R: Reclaim
以前に放棄した要塞があった場合、その要塞でやり直す。
- n: Notes
選択した地域を記録し、後から読み出せる。
気になる地域があるが、他の地域も調べたい・・・というような時に便利である。
- f: Find Desired Location
特定の環境を持つ場所を自動検索する。
環境情報 †
Tabキーを押す事で、右端に表示される環境情報を読み進める事ができる。
Environment †
#ref(): File not found: "CFL01.png" at page "Choose Fortress Location"
その地域が持つ自然環境について記している。
最上段(この場合、The Forests of Clearing)その地域の名前。
2段目(この場合、Tropical Dry Brdlf Forest)地域の大まかな状態
3段目、Temperature:地域の気候。
4段目、Trees:木の密生率。
5段目、Other Vegetation:その他の有用な植物の量。
6段目、Surroundings:生息する野生動物の種類
中段、範囲内に存在する都市や川、火山などの情報(この場合、川の名前)
下段、その地域に存在する地中の資源の情報。
また、Aquiferの存在も表示する(右側~~~~マーク)
なお、環境の異なる地域同士の境界線を選択した場合、
F1 F2キーで異なる地形の情報を表示できる。
3つ以上の地域を選択している場合はF3 F4キーも使えるようになる。
Neighbors †
#ref(): File not found: "CFL02.png" at page "Choose Fortress Location"
自分がその範囲に要塞を作った場合、交流する事になる種族のリスト。
右側に赤線が入っているのは、忌み嫌う種族であることを示す。
Your Civilization †
#ref(): File not found: "CFL03.png" at page "Choose Fortress Location"
ドワーフ族の文明のリスト。
ハイライトされている文明に所属して、開拓を始める事になる。
所属する文明は+/-で切り替える事ができる。
所属する文明は、embarkの際に持ち込める品、毎年秋にやってくるキャラバンの品揃え、
および他文明との関係に影響する(選ぶ文明によってはElfと戦争状態だったりする)。
Relative Elevation †
#ref(): File not found: "CFL04.png" at page "Choose Fortress Location"
比高。海抜ではなく、その地域の最も低い位置を基準にした標高図。
Cliff Indicator †
#ref(): File not found: "CFL05.png" at page "Choose Fortress Location"
地形の高低の度合いを示す図。数字が高いほど高低差が激しい。
範囲内すべてが0なら、全く平坦な土地となる(はず)。
Notes †
Find Desired Location †
あなたが好きな条件の地域を選ぶために、力になってくれるのが
Find Desired Locationです。
あなたが要塞を作る地域を選ぶ際に、"f"キーを押すことで、機能を使うことができます。
調査できる項目は―
- X Dimension
要塞の横幅。デフォルトで6。
- Y Dimension
要塞の縦幅。デフォルトで6。
- Savaery
野生生物の残虐度。
lowであれば生物が余り多くなく、比較的温和な場所が検索される。
mediumなら一般的な数、種類の動物が住む場所が見つかるだろう。
highであれば荒々しく野性的な動物が数多く住む未開の地を開拓する事になる。
必ずしもlowなら安全というわけではないので注意。詳しくは翻訳/クリーチャー参照。
- Evil
野生生物のアラインメント。
lowであればunicornやfairyが戯れる神秘的な場所へ行く事になる。unicornは攻撃的で強くかつ解体出来ないので、神秘的といってもまったく安全というわけではない。
mediumならごく一般的な生物が暮らす平凡な場所が見つかり、
highであればゾンビなどのアンデッドが闊歩するおぞましい光景が広がる場所に辿り着くだろう。
より詳しくは翻訳/クリーチャー参照。
- Elevation
土地の標高。highにすると山の近くが選ばれやすい。
- Temperature
温度。lowであればColdやFreezingといった寒冷地へ旅に出る。寒冷地は冬に外気に接している水が凍る。地下何十メートルの縦穴の水であろうが凍る。Freezingは外にいるだけで傷を負うことがある。
mediumならTemperateやWarmといった暮らしやすい温暖な場所に要塞を作る事になり、
highであればHot(酷暑)な場所が見つかる。水や酒を飲みやすくなるようだ。それぞれ生息するCreatureに影響する。また生物が多い領域は当然熱帯地域に多い。
極端な環境の場所は危険度が高いため注意が必要。
- Rain
雨の頻度。lowだと砂漠や荒野、mediumであれば平野、highだと森林がそれぞれ見つかる。
- Drainage
水はけ。湿地はもちろん、砂漠もlowに該当することに注意。highだと平原や荒地、森林になりやすい。
- Flux Stone
Flux Stone?が存在するかどうか。steelの原料になるので作りたいならYesにするべきだろう。
- Aquifer
Aquifer(地下水)が存在するかどうか。これが浅い階層にあると、掘りさげていけなくなるので、帯水層以下の鉱石が入手できなくなるので、他の理由が無い限り選択しないほうがよい。突破するには少々めんどくさいテクニックが必要。詳しくはAquifer。
地質表記の右側に青い波線があればこれが存在する証。二重線だと複数存在することになる。
- River
River(川)が存在するかどうか。Brook(小川)も検索対象になる。あれば水不足には陥らない。
Brook以外なら魚系のクリーチャーも存在する。
ときたま人型生物が大挙して出現することがある。
- Underground River
Underground River?が存在するかどうか。
- Underground Pool
Underground Pool?が存在するかどうか。水量が有限であること以外はUnderground Riverとほぼ同じ。
- Chasm
Chasmが存在するかどうか。時々地上まで開口部が続いていることがあり、開始直後に地底生物の群れに襲われることもある。
- Bottomless Pit
Bottomless Pitが存在するかどうか。
- Other Features
ある特定の鉱石の有無。序盤にはあまり関係が無い。
特別な地形 †
帯水層。
Embarkする時に警告してくれる。
掘ると水が沸いてくる。基本的に避けるべき。詳細はAquiferにて。
Salt water †
ドワーフはスナネズミではないので、残念ながら海水は飲むことができない。
塩水が存在する場所にEmberkしようとすると警告がでる。
i→xを押して0なら、そこが塩水であることがわかる。
塩水が飲めないと、酒が無くなるとあっという間に全滅したり、怪我人が乾き死したりする。
Screw pumpを使えば水を脱塩できる。その場合、脱塩した水をためる水槽は、壁も床も人工の建築物でないと、天然土や岩に触れてふたたび塩味がついてしまうようだ。もっとも、建築物はべつにそこら辺の石で作ればよい。*1
Sedimentary †
白色で名前を表示される地層は、Sedimentary層である。
何が違うかというと、鉄鉱石が取れる。鉄鉱石が取れると鉄が作れる。
各地層の特色や埋蔵物についてはコチラ。